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“低炭素型建築物”について
建築物環境性能評価制度(CASBEE)の最高評価となる環境性能(Sランク※)を実現
※兵庫県建築物環境性能評価精度による評価結果
低炭素型建築物とは
低炭素型とは、社会に多大な影響をもたらす地球温暖化の緩和を目的として、その原因である温室効果ガスのうち大きな比率を占める二酸化炭素の排出を抑えるもので、キセラ川西プラザは、その二酸化炭素の排出削減に配慮した建築物として建設します。
また、市が定めた「キセラ川西低炭素まちづくり計画」に沿った「キセラ川西エコまち運用基準」に基づきエネルギーの効率的利用を促進するなど、今後における市の低炭素社会構築のモデル化とキセラ川西内の新たなにぎわい創出を図ります。
1. にぎわい遊歩道上部の吹き抜けにより穏やかな風を供給し、夏場のミスト散布により快適な屋外空間を創出します。
ミスト散布イメージ
2. 外壁には耐火性・断熱性に優れた耐火鋼板パネルを採用します。
3. 照明設備には省エネ化に対応した調光付きのLED照明・人感センサー制御機能を採用します。
4. 平時における電力消費の抑制機能をはじめ、停電時使用を想定した自立運転機能付き太陽光発電パネルの設置や蓄電池の併設など、環境に配慮した様々な手法を取り入れます。
太陽光発電パネル
以上の視点により二酸化炭素の削減率を評価する「建築環境性能評価システム(以下「CASBEE」という。)」における最高位のSランクを取得するとともに、「都市の低炭素化の促進に関する法律」第54条第1項の規定に基づく低炭素建築物新築計画の認定を受けており、今後は「キセラ川西エコまち運用基準」のラベリング制度における最高位の評価ランクも取得する予定です。
また、維持管理面においても二酸化炭素排出量やエネルギーの削減に向け、電気・ガス・水などのエネルギー使用量のデータを分析し、入居団体に最適な運用方法を提案するとともに、これらの取り組みについて利用者や市民にホームページやパンフレット等を通じて「見える化」を進めていきます。